狛江の地で63年営業しています。小田急線、狛江市、調布市近辺の不動産の売買・賃貸の事なら、狛江の地を知り尽くした藤田不動産株式会社にお任せ下さい。
「全額現金で購入か、住宅ローン控除を恩恵を受けるために住宅ローンで融資を受けて購入するのどちらが良いでしょうか。」とのこのようなご質問をされることがあります。実は「これです!」といった正解はなく、お客様の御状況や御考えによって答えが違うのです。
御購入方法での特徴を下記にまとめました。ご判断のご参考にしていただけたら幸いです。
【全額現金で購入する】
①抵当権設定に伴う費用、ローン関連費用(ローン手数料、保証料、支払い利息)が掛からない点
②スムーズなお取引が可能な点
【住宅ローンで購入する】
①ご購入不動産の登記簿上の建築年が昭和57年以降ならば住宅ローン減税を受けられる点
※住宅ローン控除適用要件として、その他に家屋面積50㎡以上、家屋の面積の1/2以上が自己居住用、住宅ローンの償還期間が10年以上、取得から6か月以内に居住し、継続的に住むことなど諸条件に該当する場合にご利用可能です。
②団体信用生命保険にご加入できる点
③手持ちのキャッシュフローにゆとりがある点
続いて具体的な例を挙げてシミュレーションを実施するものとします。
(試算例)
物件価格+諸費用:4,320万円
自己資金:320万円
ご融資額:4,000万円
ご返済期間:35年間
ご返済方式:元利均等返済方式
金利:変動金利(0.475%※)
家族構成:30歳夫(30歳専業主婦、3歳子)
総支給額:500万円
購入物件:新築一戸建(一般住宅)
35年間の支払利息合計:3,424,786円
13年間の税額控除合計:2,361,000円
差額:1,063,786円≒107万円
以上より実質利息の負担は35年で約107万円となり、1年あたりの負担額は約30,600円となります。左記のような支払利息が生じますが、お手元に現金が残ることにより、繰り上げ返済や違う用途での使用ができるようになります。
また団体信用生命保険に加入することができるのは住宅ローンの最大のメリットともいわれており、万が一、主債務者様(=上記例では夫)が死亡、あるいは高度障害になった場合、保険により残債が無くなります。これにより、住宅費に充てる現金が手元に残り、今後の生活も余裕を持つことができます。
昨今の日本は景気の先行きが不透明で低金利が続いており、金利の動向に注意が必要です。お客様がどちらをご選択されるのかじっくりとご検討ください。
当社ではご来店いただいた方に、無料でFP相談を実施しております。「賃貸と売買どちらが良いのか?」「借入できる金額は?月の返済額は?」等お客様の御状況に合わせて提案させていただきます。ご興味ございましたらお問い合わせ下さい。 執筆:藤田不動産株式会社 鮫島