狛江の地で63年営業しています。小田急線、狛江市、調布市近辺の不動産の売買・賃貸の事なら、狛江の地を知り尽くした藤田不動産株式会社にお任せ下さい。
おかげ様で本日、弊社は59歳になりました。祖父が59年前に全くの異業種から参入し、
創業しました。私は小田急不動産さんで不動産のイロハを教わり、平成6年5月に入社
しました。あれから早くも26年、あっという間です。平成12年9月に父が他界し、社長
業をやるようになって20年。あっという間でした。弊社のホームページにはこのよう
に書かれています。昨年も記しましたが、初心を忘れない意味でも今年も書かせていた
だきます。
(ここから)…
藤田不動産は昭和36年7月、当時68歳の祖父 藤田富平が住んだことも無く、知り合いも
いないこの狛江の地に起業したことから出発しました。以来約55年間、祖父から私の父
藤田博、そして私、藤田克彦へと引き継いでいます。 祖父、藤田富平は全くの異業種か
らの転身でした。転身のきっかけは祖父が不動産取引で騙されたことによります。戦後、
苦労して吉祥寺に100坪の土地を手に入れた祖父ですが、それを騙し取られてしまいま
した。不動産取引はそれを事業としている人は別ですが、多くの人が一生の内に何度も
経験するものではありません。身内や親しい人に不動産…業者がいれば別ですが、多く
の人にとって、不動産業者とは一期一会の関係になります。その関係の中で、大切な財
産を預けなくてはならないのです。
多くの業者が真面目に商売をされています。ですが希に祖父のように騙されることも
あるのです。そこで祖父は自分と同じような思いをさせたくないという気持ちから、
不動産業を興したのでした。一期一会になりがちな不動産業だからこそ、生涯に渡って、
不動産に関するありとあらゆる悩みを相談して戴ける、そんな不動産屋さんになりたい、
という思いです。この精神は二代目の藤田博にも受け継がれ、私も幼少の頃から、
「不動産屋になるんだったら利より信、売買の前に相談される不動産屋になれ」と教え
られてきました。
私は微力です。しかし、この創業の地である狛江という地域においては、「不動産取引
の一隅を照らす存在」でありたいと思います。住まい、建築、土地、遺産継承など不動
産に関する悩みは何でもご相談ください。三代に渡って引き継がれた精神とノウハウそ
して「お客様を自分の友達のように思いたい」という心で持って、誠心誠意対応したい
と思います。
その結果、「地域一番の取扱件数」となり、「地域一番のお客様満足度」を得ることが
できれば、祖父 藤田富平も父 藤田博も「良くやった」と褒めてくれると思います。
それを信じて、今日も頑張ります。
(ここまで)
59年前の68歳ですからかなりのお年寄りです。祖父がそのような熱い想いで全くの異業
種から不動産の仕事を始め、縁もゆかりもない狛江で商売を始めたたわけですから、大変
だったことは容易に想像できます。父も当初は商社に勤めていたそうですが、祖父と一緒
に仕事をするようになり、そして私が父と仕事をしてその父も他界し現在に至っています。
もちろんその間に弊社では多数のスタッフが働いてくれました。そして何よりもお客様や
地域の方に大変お世話になりながら、現在の藤田不動産があるわけです。地域社会に少し
でも恩返しができるよう、様々な機会で地域と関わってきていますし、これからも愛す
る狛江という地域を大切にしながら、愚直に仕事に取り組んで参りますので、今後とも
よろしくお願い申し上げます。
今日は菩提寺のある四ツ谷まで行って、祖父母と両親に59年の報告をしてきました。
今日は定休日ですので、明日スタッフと共にケーキでお祝いしたいと思います。長文に
お付き合いいただき、本当にありがとうございました。