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息子の旅立ち(すみません、今日は長文です)
今日は倅の話です。20歳になる息子がいます。二浪をしていました。実は今年も全滅で三浪を覚悟
していたのですが、3月30日に大学から連絡があり、補欠をいただいていた大学から繰上げで合格
させていただくことができました。東北地方の大学ですので、最初は寮生活になります。新しい
パソコンやテレビを買いに行き、生活用品を揃えて、今日の新幹線で行ってしまいました。
彼は中学二年の夏のサッカー部での練習で大腿骨を骨折し、3か月以上入院していました。大人でも
辛い手術や入院生活を送ったのに、勉強も落ちこぼれることなく頑張っていました。私なら授業に
ついていけずタバコを吸ってグレていたと思います(^^;
高校三年の時も一浪の時も二浪の時もまじめにコツコツと勉強を続けていた姿勢は、本当によく
頑張ったと思います。でも今年の受験に全滅していた頃はさすがに参っていて心が折れていた様子
でした。何を聞いても「あ~」とか「別に」とかしか答えず、まるで沢尻エリカさんみたいな対応
でした(笑)
「合格したら回転していないお寿司屋さんのカウンターやBarに二人で行こうな」と約束をして
いたのですが、実現することができました。私の学生時代の妻にも言えないようなことなど、
男同士の秘密としていろんなことを話すことができました。ようやく春が来たのでとても明るく
良く話してくれました。お寿司屋さんの大将やBarのマスターとも気さくに話をしている姿を見て
頼もしくも思いました。
今日、10時過ぎに会社に寄ってくれて、今回、兄が快く息子の保証人を引き受けてくれたので、
セ・ジュール洋菓子店にも顔を出し、挨拶をしました。なんと兄は息子に「お父さん(私のこと
です)とこうして隣どおしで仲良く仕事ができるのはお父さんのおかげなんだよ」なんて言って
くれるので泣きそうになってしまいました。私たち家族がいろんな人に支えられて応援してくれ
ていることを理解してくれたようです。狛江駅まで一緒に行き、改札口で私が書いた手紙を渡し、
握手をして別れました。息子に手紙を書くのはバースデーカード以外では初めてのことです。
ここでも涙をこらえるのが必至でした。
かなり暑苦しく書いてしまいました。そして最後は、ただただ背中を見送ることしかできません
でした。私がハタチの頃より、はるかにしっかりしていて大人です。こんな親父なのに大した
ものです。きっと反面教師だと思います。新たな世界でかけがえのない友達と出逢い、学生生活
を心から楽しんでもらいたいです。これからも一緒に頑張ろうな!