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題 名:仕事と心の流儀
著 者:丹羽宇一郎さん
発行所:株式会社講談社
価 格:860円(税別)
日経新聞の書籍広告には必ず目を通しています。気になる書籍が宣伝されていましたので、早速
アマゾンで購入しました。著者の丹羽宇一郎さんは、元伊藤忠商事会長の方です。
流石は一流の商社マンです。部下を育てる三原則は「認める」「任せる」「要所で褒める」との
内容については腑に落ちました。
まずは自分が漢方医のようになって、目立った変化がなくても部下の様子に気を配り、こまめに
声をかけて状況を確認する。急に部下の仕事の姿勢が変わることは無いが、少しずつ体質が改善
されていけばいいとの考えです。
二つ目は、これは信頼できると見込んだ人材には、未熟な部分が見えても100%仕事を任せ、
「責任は俺が取る。すべて任せた。結果だけ報告してくれ」と言い、余計なことは一切言わない
こと。自分でやった方が早いし安心ですが、それでは人は育ちません。すべてを任せて自分の
力で成長させると伸びしろも大きくなります。
三つ目は、部下が一生懸命やったら、みんなの前で「おお、よくやったね」「たいしたもんだ」
と、ときどき褒める。褒められれば誰でも「よっしゃー、もっと頑張るぞ!」という気が起こり
ます。確かに叱るときは誰もいないところで、褒めるときはみんなの前でと過去に教わりました。
上司の方はもちろんのこと、お子さんがいらっしゃる親御さん、人間関係を円滑にしていきたい
人には特におすすめの一冊です。