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題名:こんな上司となら仕事がしたい
星野仙一が『理想の上司』と言われる理由
著者:児玉光雄さん
発行:株式会社河出書房新社
価格:720円+税
私はヤクルトスワローズのファンですが、星野仙一さんの訃報を聞いて、とてもショックでした。
まだお若いですし、あの熱血漢でリーダーシップのある星野仙一さんのことは大好きでした。
10年以上前に読んだ本ですが、今回もう一度読み返してみました。いつもはなるべく新作の書籍
をお勧めしていますが、今回は改めてこの書籍をお勧めします。
題名のとおり、星野仙一さんが理想の上司と言われる理由がかかれている一冊です。プロ野球
ファンなら誰でもが覚えている1981年、中日ドラゴンズの宇野選手のなんでもない平凡なフライの
落球。あのゲームで投げていたのが星野投手。エラーしたとき星野さんは大観衆の前でグラブを叩き
つけて全身で悔しがりました。でも宇野選手には文句も言わず、試合後に食事に誘ったそうです。
星野さんは現役時代も監督になってからも一生懸命プレーした選手には叱ったりしないが、気を
抜いたプレーをした選手には激怒し、今の時代では問題ですが、時には鉄拳制裁をしたそうです。
阪神の監督を引き受け、18年ぶりに優勝したときにも「私より、ファンのために夢を叶えた選手を
褒めてやってください」と言える心優しい熱い監督。トレードや自由契約になる選手には、直接
星野監督が本人に伝え、時には引退後の仕事をあっせんしてきたそうです。
心よりお悔やみ申し上げるとともに、リーダーシップを勉強したい方には、特にお勧めします。
星野仙一、こんな男になりたいです。