リフォームとリノベーションの違い

今月はリフォームとリノベーションの違いをご説明します。リフォームとは、一般的に老朽化したお部屋の原状回復、修繕、不具合が生じている箇所への部分的対処のことを言います。主な内容は、床・壁・天井などのクロスの張替え、外壁・屋根の塗り直し、キッチン等の取替えなどがあります。一方、リノベーションとは、大規模な工事を行うことで、住まいの価値を上げ、生活のしやすさ、生活環境・デザイン性の向上を計ることを言います。主な内容は、仕切り壁をなくした大規模な間取りの変更、和風の住まいを一新して洋風の住まいにするなどが挙げられます。

 

リフォームのメリットは、リノベーションに比べて費用を抑えることができます。工期も短めになることが多く、完成のイメージがしやすいものの、デメリットは間取りを大きく変えることができず、ご希望の設備が設置できないことがあったり、一部のみのリフォームだと手を入れていない部分の汚れや古さが目立ってしまうことがあります。リノベーションのメリットは、ご希望通りの間取やデザインにすることができます。設備の変更をすることで住環境が良くなりより快適に生活することができ、全体的に統一性を持たせることが可能です。デメリットは、やはり費用が大きくかかる場合が多く、工期も長くなることが想定され、打ち合わせに時間がかかることが多い点が挙げられます。

 

当然ですが、中古の一戸建やマンションをご購入されたかたは、限られたご予算のなかで建物に手を加え、より生活しやすい模様替えをされます。弊社では直接リフォームやリノベーションのお手伝いはできませんが、それぞれ工事の規模にあわせてご要望に応じた建築リフォーム・リノベーション業者さんをご紹介することができます。どんな些細なことでも構いません。どうぞお気軽にご相談ください。