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題 名:いただきます。
著 者:喜多川泰さん
発行所:㈱ディスカバー・トウエンティワン
価 格:1,800円+税
著者の喜多川泰さんの作品は過去に何度かご紹介してきましたのでご存じの方も多いのではないでしょうか? 今まで20冊以上の書籍を執筆され、私はすべて読了しているのですが、どの作品も素晴らしいんです。今回は8月29日に発行された最新作をご紹介します。
アマゾンのあらすじにはこのように書かれています。高校を卒業後、楽に稼ぎ、好きなことをして遊んでいたいとバイトを転々とする日々を送っていた19歳の翔馬。楽に稼げると聞いて飛び込んだ警備員バイトの仕事先は、まさかの大学の守衛室。自分と年齢の変わらない学生たちに見られながら、老人と一緒に働くなんて……。「遊ぶ金がたまったらとっとと辞めてやる」と後悔し始める翔馬。しかし、一緒に働く松原、薮島、天野の過去を知り、翔馬の世界の見方は変わっていく。仕事とは何か、人生とはなにか、生命のつながり……3人が自分の生きざまを通して教えてくれたのは、「未来の誰かの笑顔のために行動する」ということだった。なぜなら、自分たちは皆、誰かの何かを「いただいて」生きているのだから。
私はビジネス書など本を読むときには気になった箇所には付箋を貼るのですが、今回は気づきの言葉が数多くあり、小説なのに付箋だらけになってしまいました。誰でもできることを誰にもできないところまでやる、魚を食べる、その命をいただく、魚からしてみたら自分の命を差し出す相手が「お前に食われたら俺の命が可哀想だ」と思われない生き方をする、19歳はまだ人生の四分の一も終わっていない、一日に例えたらまだ朝の6時。命をいただく覚悟、そして母の作ったお弁当が食べたくなる一冊。どなたも感動すると思いますが、特に10代から20代の方に読んでいただきたいです。絶対おすすめです!
ちなみに先月喜多川泰さんのプチセミナーが渋谷で開催され参加したのですが、お話もお人柄も素晴らしいお方です。