育休・産休時の住宅ローンについて

弊社にいらっしゃるお客様で不動産ご購入を検討しているほとんどの方が住宅ローンを利用されます。住宅ローンの借り入れの際には、ご本人様のご年収、ご勤務先、ご勤続年数、過去のローンで事故がなかったかどうかなどのご本人の属性のほかに、ご購入予定の物件は合法的な建築か（建ぺい率や容積率オーバーなどではないか）、接面道路は問題なく再建築できるものかなどの物件の属性の二つの側面から金融機関は審査をします。

 

奥様が産休や育休中でも物件をお探しされ、気に入った物件に出会えた場合、休職中でも住宅ローンのお借り入れができるのか？　今月はその疑問にお答えします。まず、結論から申し上げますとお借り入れ自体は可能です。但し、金融機関によってはご融資そのものがＮＧであったり、お借入希望額に届かなかったりする場合があります。絶対条件としては復職の予定があり、その後も定期的な収入を得ることができることなどが挙げられます。

 

お借り入れ方法については、単独ローンとは異なり、お二人でのお借り入れの場合は、ペアローンや収入合算の連帯保証型と連帯債務型があります。ペアローンはご夫婦それぞれの収入に応じた金額をお借り入れすることが可能、収入合算はご夫婦の収入を合わせた金額に応じたお借り入れとなります。お申込方法ペアローンの場合はご夫婦それぞれが行いご夫婦双方がお互いに連帯保証人になりますが、収入合算の場合はご夫婦どちらか一名がお申込となります。住宅ローン控除についてもそれぞれ違いがあります。

 

住宅ローンお買い入れについては金融機関はもちろんのこと、変動金利がいいのか、固定金利がいいのか、ペアローンがいいのか、それとも収入合算がいいのか10名のお客様がいらっしゃれば答えも10通りあります。弊社営業スタッフにお気軽にご相談ください。