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夏季休業をいただきありがとうございました。朝礼でスタッフの休暇の過ごし方を聞かせていただきましたが、皆さん思い思いの休暇を過ごしたようです。本日より営業再開です。引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
先週の火曜日と水曜日、一泊研修に行ってきました。サービスや経営の勉強をしていると必ず出てくる企業さんが、長野県伊那市にある伊那食品工業さん、かんてんパパでおなじみの会社さんです。研修会場は伊那食品工業さんの敷地内にあるホールにて行われました。
11時半に集合、まずは参加者さんとの名刺交換とご挨拶。その後、皆さんで会話をしながらランチをいただき、100,000㎡ある敷地内を散策してからセミナーが始まりました。最初は伊那食品工業さんの会社紹介ビデオを鑑賞しました。会社の目的は社員さんが幸せになること、家族のような組織を作る、安心してイキイキと働ける環境づくり、年輪経営(毎年コツコツ伸びていく)について学びました。その後はグループワークをしてから、あの高野登さんがコーディネーターとしてまとめてくださいます。高野さんは元リッツカールトンホテルの日本支社長で、私は12年ほど前に高田馬場で行われたセミナーに参加したこともあり、とても素晴らしい方です。アンテナを高くあげる、製品と商品の違い、お金儲けは挫折するなどを教わりました。休憩をはさんで伊那食品工業さんの代表取締役 塚越英弘さんのお話をお聞きしましたが、今回は特別に最高顧問の塚越寛さんからもお話をお聞きすることができました(滅多にないことだそうで、とてもラッキーでした)。お二人からは、社員が幸せになることが経営の基本、ブレない経営、末広がりが最高の幸せの形、特に感銘したことはファンづくりでした。ファンづくりには特効薬はなく極意は「コツコツ」だということを教わり腑に落ちました。初日の最後は社員さんからの生の声をお聞きすることができました。宿に移動してゆっくりと温泉に入り、美味しい食事とお酒をいただきながら参加者の方と懇親を深めることができました。歯科医の先生、造園業、システムエンジニア、介護施設のスタッフの方など、様々な職種の方から刺激をいただきました。
翌日は、朝掃除と朝礼の見学とラジオ体操、ガーデン内の施設見学をさせていただきました。ホールに戻って高野さんの講話、結果を出す人はリングに上がる人、お客様→リピーター→顧客→ファン→伝道師になることに圧倒的な力を注ぐ、ワクワクしなければ仕事ではないなどを教わりました。ランチの後は会場を同じ伊那市内にある菓匠Shimizuさんに移動して清水慎一社長のお話をお聞きしました。800以上あった商品を200に減らした理由、やらないことを決める、感謝する心を持つ、何があっても自分事のように捉えることを教わり、美味しいロールケーキとコーヒーをいただいて研修が終了。
とにかく気付きの多い研修会で脳みそが沸騰するほどでした。異業種から学ぶことはとても多く、いかに人を大切にすることが大切かを学んできました。弊社でもできることから少しずつ実践をしています。企画・運営をしていただいた長野県小布施にある文屋の木下豊さん、ありがとうございました。