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1月1日に発生した能登半島地震、4月に発生した四国地震など、今年は地震に対する被害が数多く発生しています。そこで今月は一戸建の耐震等級についてご説明します。
耐震等級とは、2000年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」いわゆる品確法のことで、耐震性を分かりやすく数値化したものです。耐震性能は等級1から等級3まで3段階に分かれて表示されます。
等級1は建築基準法レベルの耐震性を満たすもので(いわゆる新耐震基準)、これ以下の場合は危険であるという耐震性能となります。震度6強から7程度の地震に対して倒壊や崩落しないレベルと言われていますが、損傷を受ける可能性がありますので注意が必要です。災害発生後住み続けることは困難な住宅が多く、建替えが必要となることが多い等級となります。
等級2は等級1の1.25倍の強さがあると定義されていて「長期優良住宅」のことを指します。一般的に等級が上がるほど柱や梁が太くなり、窓などの開口部が小さくなるなど制約が出やすくなります。
等級3は等級1の1.5倍の地震力に耐えうるだけの性能や耐震強度のある水準のこと。住宅性能表示制度で定められた耐震性のなかでも最も高いレベルであり、大きな地震が起きてもダメージが少ないため、地震後も住み続けることができ、大きな余震が来ても比較的安心な住宅といえます。
また、耐震等級が高ければ高いほど耐震性が高くなりますので、地震保険についても割引率が異なります。そして最近の建売住宅の耐震等級は3になっていますので、安心して生活ができるレベルとなっています。詳細は弊社営業マンにお尋ねください。