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題 名:いま、目の前にいる人が大切な人
著 者:坪崎美佐緒さん(プロデュース:大久保寛司さん)
発行所:(株)エッセンシャル出版
価 格:1,800円+税
専業主婦だった著者の坪崎美佐緒さん、ひょんなことからパートに出ることになり、その後コーチングに出会い資格を取得し、現在はコーチ、マナー講師として活躍をされている方です。私は大久保寛司さんのファンで、大久保さんがプロデュースをされている書籍でしたので手に取ってみましたが、とても感動したのでご紹介します。
本書は題名のとおり著者は「今、目の前にいる人が大切な人」を実践されています。坪崎さんはコーチングの資格を所得されていますが、いたって平凡な方のようです。そんな方が「誰が何を言っても無理。誰の話も聞かない。わがままな人」を一回の面談で変容させてしまうと書かれていました。
「目の前の人の話を真剣に傾聴する」これに尽きるようです。一瞬一瞬を大切にする。今、目の前にあることを大切にする。目の前の人が今この瞬間に喜びや嬉しさや幸せを感じて欲しい。その人自身が自分自身のことを好きでいて欲しい。今この瞬間を幸せでいて欲しい。目の前の人は私にとって大切な人である。著者はそんな考えでコーチングをしたり日々の生活を送っているそうです。そして幸せになる人は幸せになる観方・考え方・捉え方を、幸せでない人は、幸せにならない観方・考え方・捉え方をしているそうです。
大学教授が難しく書いたような書籍ではなく、普通の感覚を持たれた方が書いたとても分かりやすく、すぐにでも行動できそうなことがたくさん書かれています。子育て真っ最中の方、部下のいる上司の方にはぜひ読んでいただきたい一冊です。涙が出てきますので、電車のなかでの読書はお勧めできません。