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題 名:もしあと1年で人生が終わるとしたら?
著 者:小澤竹俊さん
発行所:株式会社アスコム
価 格:1,200円+税
毎月真剣に読んでいる人間学を学ぶ月刊誌「致知」に小澤竹俊さんの対談記事が出ていてとても感動したので、書籍を買ってみましたが、こちらもかなり良かったので今月お勧めの一冊としてご紹介いたします。著者の小澤さんは1963年生まれ、東京慈恵医科大学を卒業され、現在はホスピス医として活躍されています。
小澤先生は仕事を通じて「悔いのない人生とは何か?」、「よい人生とは何か?」を考えてきた結果、
1.自分で自分を否定しないこと
2.いくつになっても新しい一歩を踏み出すこと
3.家族や大切な人に、心からの愛情を示すこと
4.今日一日を大切に生きること
この4つは人生を豊かにし、後悔なく生きるうえで本当に大切なことではないかと書かれています。私も大切にした言葉だと実感しました。
そして、小澤先生は困ったことがあると20年以上前に肝臓がんで亡くなった父親に「相談」するそうです。「もし父だったら、こんなときどうするだろう?」、「もし父が生きていたら、私の悩みにどうこたえてくれるだろう」と考えるそうです。そうすることで「自分は一人ではない」と感じることができ、心の負担が軽くなり、思いもよらなかった答えが導き出されることがあると書かれていました。
私も24年前に亡くなった尊敬する父だったらどのような答えを出すだろう、どのような行動をするだろうと考えることがあり、今でも父に「相談」しています。これからの人生の指針になる一冊。是非お勧めします。