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題 名:「ありがとう」という日本語にありがとう
著 者:山本孝弘さん
発行所:JDC出版
価 格:1,500円+税
書店パトロール(休日に書店に行き2時間ほど様々な本を見てあること)で見つけた一冊、帯に大好きな作家の志賀内泰弘さんが推薦を書かれていたのも目を引きました。著者の山本孝弘さんは、1970年、愛知県刈谷市生まれ。コラムニスト・講演家・(株)宮崎中央新聞社中部支局長をされています(この会社の新聞もお勧めです)。
以前、某テレビ局が「あなたが美しいと思う言葉は何ですか?」というアンケート調査を行ったところ、1位に輝いたのは「ありがとう」だったそうです。その英語訳は“Thank you”、でもこの二つの言葉、つかい場所は同じでも由来は全然違うそうです。英語では「あなたに感謝します」とそのままだが、「ありがとう」の由来は「有り難し」、つまり「有ることが難しい」です。我々が今生きているということは、「有り得ないことが起こっている状態と同じこと」、これがすなわち有り難きこと、奇跡なのだと書かれています。
また、「ありがとう」は魔法の言霊ともいわれています。「ありがとう」をいつも口にしていると運気が自分に向いてくるという。我々の周りには「有り難きこと」が溢れている。朝目を覚ます、住む家があり、着る服がある、家族が元気で、戦争のない国に住んでいる。それらはすべて「有り難きこと」。歳を重ねるととても腑に落ちる言葉です。
ほかにも「寄り添う」という言葉の本当の意味、人は死んでしまっても魂は残ると感じること、ワクワクする方を選択するなど、とにかく感動の一冊に仕上がっています。是非、お勧めしたい一冊です。