狛江の地で63年営業しています。小田急線、狛江市、調布市近辺の不動産の売買・賃貸の事なら、狛江の地を知り尽くした藤田不動産株式会社にお任せ下さい。
題名:恩送りの法則
著者:若山陽一郎さん
発行:株式会社アスコム
価格:1,500円+税
作家で私の知り合いでもある香取貴信さんにお勧めいただいた一冊です(香取さんのことは度々お伝えしていますし、お勧めの本でもご紹介しています)。著者の若山陽一郎さんは、不用品回収業で起業され愛知県で口コミ満足度、スタッフ対応満足度、価格満足度で№1を獲得され、現在は次世代型のリサイクルショップを経営されている傍ら、年に100回を超える講演会もされています。
私の好きな言葉のひとつに「恩送り(恩贈り)」があります。我が家の子ども達や後輩によく言っています。恩返しは恩をお返する一対一の関係ですが、恩送りは人から人へと恩をどんどん送り続けることができます。後輩にも「何か僕にしてもらってうれしいと感じたら、僕に返すことないからその気持ちを誰かに送ってね」と伝えてきています。そんなことがこの本には書かれています。
恩に気づく⇒感謝があふれる⇒誰かに恩を送る⇒受け取った相手が恩に感謝する⇒相手が誰かに恩を送る⇒善意の連鎖がどんどん広がる⇒気が付かないうちにいつか自分に返ってくる、そしてまた恩に気づき感謝があふれる。恩送りは人に喜んでもらう行為をすることで、むしろ自分のほうが幸福感を得られますし、すればするだけ自分も幸せをどんどん感じることができるメリットがあります。これが「恩送りの法則」です。そして送った恩はこちらに返してくれなくていいから、また別の誰かに手渡して欲しい。いわば「恩のバトンリレー」であると著者は語っています。
昔の映画「ペイ・フォワード」と同じ考えです(この映画もすごく良かったです)。とても分かりやすい内容ですので、是非中学生の方にもお勧めします。人生変わりますよ!