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題名:強運をみがく「暦」の秘密
著者:崔 燎平さん
発行:株式会社サンマーク出版
価格:1,500円+税
知り合いの作家で法人会狛江地区の研修会にも来ていただいた香取貴信さんご推薦の書籍です。崔燎平さんは、北九州の事業家で開運アドバイザーをされています。これまで6万人以上の人たちに生き方のアドバイスをされてきています。
「節句」と聞いて思い浮かぶのは、3月3日の雛祭り=桃の節句(上巳の節句)や5月5日のこどもの日=端午の節句(ちなみに私は5月5日生まれです)ですが、その他にも1月7日の人日(じんじつ)の節句、7月7日の七夕の節句、9月9日の重陽(ちょうよう)の節句の五節句があります。
本書では特に節句と食べ物の重要性がかかれています。人日の節句には、お正月の祝い酒やご馳走による胃腸の乱れを回復させるために七草がゆを食べる。桃の節句には夫婦円満と言われるハマグリを食べたり、魔よけ・清浄・健康の意味から菱餅を食べる。端午の節句には子孫繁栄の意味から柏餅を食べたりします。七夕の節句には天の川に見立ててそうめんを食べたり、夏の野菜を食べたりします。重陽の節句は菊の節句というくらいですから日本酒に聞くを浮かべて飲んだりするそうです。菊には身体から毒を排出する効果があるうえに肌にも潤いをもたらすそうです。
今ではハウス栽培が盛んで季節感があまりなくなってきましたが、やはり季節の食べ物をいただくのが身体には一番いいそうです。日本には四季があり暦があります。日々の暮らしのなかで、ほんのちょっと立ち止まって感謝の心を思い出すタイミング、いったい何に向って感謝の心に変えていくのかを知るためのきっかけが「暦」にはあるそうです。せっかく日本人に生まれたのでこれからは暦と季節を意識していこうと思います。