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先月のお話ですが、とうとう狛江市役所にて入籍してしまいました(私じゃなくて娘です)。
6月から彼氏と一緒に住んでいるのですが、入籍前日は家に帰ってきてくれました(今までも定期的に帰ってきてくれています)。セジュールさんで入籍祝いの小さなケーキと白井肉屋さんの美味しい牛肉を用意して家に帰って、藤田姓での最後の晩餐。娘が生まれてきてくれた頃の話から始まり、ずーっと語っていました。喋っていないと泣いてしまうからです。でも最後に娘から「今までお世話になりました」の言葉とともに手紙をもらい、読む前からウルウルして読み終わったらもう我慢できず涙腺決壊で号泣、バスタオルでも足りないほどでした。今までもらった手紙で一番感激したのは言うまでもありません。
当日は10時に狛江市役所で婚姻届を提出。仕事中でしたが、私と妻も花束を持って同席。正面玄関で受付の方が写真を撮ってくださるのですが、その時の娘の嬉しそうな顔を見てようやく踏ん切りがつきました。悔しいけどあんな笑顔、今まで見たことが無かったんです。楽しいことばかりじゃないでしょうが、あの彼氏なら娘のことをいつまでも大切にしてくれるはずです。
娘が巣立っていくこと、姓が変わること、あんないい笑顔を見れたこと、とても嬉しい反面、同じくらい寂しいです。当日の夜、会社で一人残業をしていましたが、子どものころのことを想い出し半べそかいてしまいました。世の中の娘を持つお父さんは皆さんこんな辛い出来事を乗り切ってきたんですね。心から尊敬します。
未練たらたらですが、彼氏が「狛江に住もう」と言ってくれたようですので、あいつに感謝をしながらこれからは見守っていくつもりです。Facebookで「誰か飲みに誘ってください」と訴えたところ、何人ものお友達からお誘いいただきました。有難かったです。これからは私から彼氏にバトンを渡し、娘には幸せになってもらいたいです。