「人財育成」の教科書

題　名：「人財育成」の教科書

著　者：入江元太さん（私の知人です！）

発行所：株式会社Clover

価　格：1,700円＋税

 

著者の入江元太さんとは10年ほど前の研修会でご一緒させていただいてから、何度もお目にかかりいろいろとお世話になっている方です。1997年に慶応大学を卒業、大手電機メーカーに就職された後、入江感動経営研究所を創業されました。私より10歳ほど年下の方ですが、私がとても尊敬している方のお一人でもあります。

 

「人材」ではなく、あえて「人財」と題名をつけているほど人財育成にはとてもこだわりを持っている入江さん。本書には「人生は、自分が発する言葉通りになっていく」「人間は、食べ物と言葉でできている」と書かれています。本書を読んだ感想は、「言葉を変えるだけで人生が変わる」と痛感したことです。

 

やってられない→やりがいがある。大変だ→エキサイティングだ。面倒くさい→いい機会だ。ピンチ→チャンス。疲れた→今日も一日よくやった。忙しい→充実している。頑張れ→頑張っているね。なんでできないの？→どうしたらできそう？　などなど、その言葉を聞いた人が元気になるか、自分が元気になるか、元気になればすべていい言葉であると書かれていました。

 

その他、親に感謝する、ご先祖様に感謝する、大自然の恵みに感謝することの大切さも説かれています。キーワードは「感謝」です。感謝という漢字を分解すると「感じた言葉を射る」になります。たくさんの「ありがとう」を言える男になりたいと思いました。

 

本書は人財育成ですが、子育てにも通じる内容が盛りだくさんです。素晴らしい一冊、知り合いというからではありませんが、心からお勧めいたします！

 

 

そしてなんと、著者の入江元太さんの講演会を狛江で開催することができそうです。「一般社団法人 武蔵府中法人会 狛江地区」では、定期的に研修会を実施しています。コロナ禍では三年ぶりの開催を目指して、12月ころ実施できるように準備しています。近日中に入江さんにお目にかかり打合せをして参ります。決まり次第、お伝えさせていただきます。お楽しみに。