狛江の地で63年営業しています。小田急線、狛江市、調布市近辺の不動産の売買・賃貸の事なら、狛江の地を知り尽くした藤田不動産株式会社にお任せ下さい。
題 名:だから、また行きたくなる。
著 者:川田 修さん
発行所:ダイヤモンド社
価 格:1,500円+税
著者の川田 修さんは、大学卒業後、リクルートさんに入社され、現在はプルデンシャル生命保険で営業の
お仕事をされています。今年に入り40冊ほどの本を読んでいますが、今のところ今年一番の良書です。
川田さんはとにかく気配りと気付きの達人です。
経営者の一番の仕事は、「理念を語り続けること」だと書かれています。「理念を語ること」ではなく
「理念を語り続けること」。何度も何度も語り続けることで、現場の従業員の人たちが自発的に行動する
ようになり、お客様の共感を呼び、大きな成果へとつながっていく。まさにその通りです。だからこそ
経営者やリーダーは、社員や部下が幸せになるような理念を生み出し、それを実現する具体的な方法と
一緒に示す必要があると感じます。
また、お見送りの大切さも書かれていました。ある歯医者さん、患者さんが帰る際、「外まで行って
お見送りをする」ことを実践したら、患者さんがかなり増えたそうです。弊社でもかなり前から全員が
立ち上がってお客様をお見送りし、担当者はお話をしながら外に出てお見送りしています。自分がお客様
の立場で考えた場合、見送ってくれたら嬉しいと思ってから実践しています。
これらのことは家庭でも同じことが言えると思います。親が子どもに生き方や仕事について語り続ける
こと、仕事の愚痴を言わないこと(仕事の愚痴を言ったら子どもは明るい将来を描くことが出来なく
なります。私はいつも暑苦しいほど子どもたちに語ってしまいます)、子どもが出掛ける時は玄関まで
(できれば外に出て見えなくなるまで見送ること)、本書はいろんな気付きを与えてくれる一冊です。
是非お勧めいたします。