母の誕生日でした

昨日は亡き母の誕生日でした。226事件の日に生まれたそうです。元気でいてくれたら86歳のお誕生日でした。

父と一緒に仕事をして父が亡くなったのが2000年、母は会社のすぐ近くのマンションに住んでいました。

父が亡くなってからは駅前に買い物に行くたびに、会社のなかを心配そうに覗いていました。たまに私と

目が合うとニコッとして立ち去っていました。よっぽど心配だったんだと思います。とにかく子どもの頃

から心配のかけ通しでした。小学校の頃、頭から血を流して帰ってきたり、中学の頃はスキーで大怪我を

したり、高校の時はラグビーの試合で気を失い口元を切って7針も縫ったり、とにかく怪我ばかりしていま

した。お勉強もあまりできず、そちらでも心配ばかりかけていました。

 

親孝行らしいことはほとんどできませんでしたが、子どもたちが生まれてからは、なるべく家族で遊びに

行って孫と触れ合えるようにしてきましたが、親孝行には程遠い内容です。恩返しができなかった分、

自分の子どもたちに「恩贈り」をするようにしています。子どもたちはそしてその想いをさらに自分に

子どもが生まれたら贈るようにして欲しいと願っています。

 

お母さん、お誕生日おめでとう。絶品だった「きんぴらごぼう」。あの味を娘が受け継いでくれました。

有難いです。