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題 名:心揺るがす講演を読む
著 者:水谷もりひとさん
発行所:株式会社ごま書房新社
価 格:1,200円+税
著者の水谷もりひとさんは、昭和34年宮崎県うまれ、現在は日本講演新聞(旧みやざき中央新聞)編集長。29年間
社説を書き続け、現在も魂の編集長として、心を揺さぶる社説を発信中。日本講演新聞は全国に読者がおり、私も
その一人です。紙面をはじめインターネットでも配信し、とても勉強になる新聞を発行されています。
日本講演新聞は90分の講演会を取材し、その中身を活字にしています。過去の講演は1500本以上に及び、その中
から10の講演記事を転載している一冊です。将棋棋士の羽生善治さんや京都大学教授の山中伸弥さんなどの講演
記事も素晴らしかったのですが、今回一番感銘したのは産婦人科医院助産師の内田美智子さんの記事でした。
動物の中で子育てを最優先課題にしないのは人間だけです。動物は子育てより他に大事なものがない。命懸けで
子供を産んだ人がいて、命がけで育ててくれた人、育てている人がいる。すべての子どもたちに生まれてきて
良かった、生きてきて良かった。すべての親に産んで良かった、親になって良かったと思ってほしい。
そして母親が作ってくれたハンバーグを泣きながら食べたナツさんの話には涙腺崩壊。私も亡き母が作ってくれ
たきんぴらごぼうは絶品でした。今まで食べた料理で最高に美味しかったのは母が作ってくれたきんぴらです。
6年ぶりに水谷守人さんの書籍をご紹介しましたが、今回も素晴らしい内容に仕上がっています。まずは親御さん
が読んでいただきその後、中学生以上のお子さんにも読んでいただきたい一冊です。週刊の「日本講演新聞」も
お勧めします。