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国税庁は7月1日、土地の相続税や贈与税の算定基準となる「路線価」を今年も発表しました。
土地を相続したり、贈与されたりした場合は路線価が税額を計算する際の基準の数字となります。
路線価は1月1日時点の土地1㎡当たりの標準価格のことをいい、国税庁が全国約32万地点の道路に
面する土地について、毎年7月に公表します。国土交通省が毎年3月下旬に公表する公示価格の
約80%が目安になります。
今年の路線価は全国平均変動率が前年比-0.5%となり、6年ぶりに下落しました。新型コロナ
ウィルスの影響によるインバウンドの激減や、テナント・オフィス需要の縮小が影響したよう
です。都道府県別では東京が-1.1%、大阪が0.9%、愛知が0.9%など39の都府県で下落しました。
一方、宮城や福岡、沖縄などは路線価が上昇しています。
新聞記事やニュースなどを拝見すると、下落は一時的で当面、地価は底堅く推移するとの見方が
根強いようです。在宅勤務が進み、オフィス街の地価はやや下がるかもしれませんが、不動産の
お仕事をさせていただいた実感としては、狛江の地価は上昇しています。在宅勤務でお客様は
「もう一部屋」欲しい方が増えており、ご家族で過ごす時間も増えて不動産のことをお話しされ
る時間が取れているのが売れている要因のようです。
新築分譲住宅など、以前は完成後も在庫が残っていましたが、最近ではほとんど完成前には完売する
物件が増えています。ただ、今後は上がる要素はあまり無く、良くて横ばい、もしくはやや下落する
ような気がいたします(これはあくまで私見です。外れたらごめんなさい)。
地価の動向に一喜一憂することなく、お買いになりたい時がご購入のタイミングですし、ご縁を大切
に不動産仲介のお手伝いをさせていただきたく思います。