1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書

題　名：1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書

監修者：藤尾秀昭さん

発行所：致知出版社

価　格：2,350円＋税

 

毎月愛読している月刊誌「致知」を出版している会社さんが発行している書籍です。監修されているのは致知出版社

代表の藤尾秀昭さんです。

 

1日1話完結で365人の方の言葉を選び出し、一冊の本としてまとめられています。京セラの名誉会長である稲森和夫

さん、京都大学教授の山中伸弥さん、建築家の安藤忠雄さん、野球界からは王貞治さんなどそうそうたる方々が書か

れています。その中で一番感動したのが九州ルーテル学院大学客員教授の大橋誠也さんの一説。

 

ここでは詳しくは書きませんが、高校卒業式の日に保護者の方を生徒が座っている席に座っていただき、その横に生徒

が正座し目を瞑らせます。「ご両親を心配させたこと、親子喧嘩したこと、高校へ行かせるために親は一所懸命働いた

こと、先生にお世話になりましたという前にまずは親に感謝しろ、心の底から親に迷惑をかけたと思うものは今隣に

いる親の手を握って感謝の気持ちを伝えること、その手が18年間子供たちを育てた手だ、心から感謝する生徒は今一度

強く握れ！」これを読んだら涙が止まりませんでした。

 

そのほかにもアサヒビール社長 福地茂雄さんの「自分の仕事を天職だと考える」、旭川赤十字病院 上山博康さんの

「医者としてのプライドを懸けろ」、ドトールコーヒー名誉会長 鳥羽博道さんの「創業時を支えた二つの言葉」など

とても腑に落ちる言葉にあふれています。ちょっとお高い一冊ですが、人生のバイブルになる一冊です。是非是非

お勧めします！