狛江の地で63年営業しています。小田急線、狛江市、調布市近辺の不動産の売買・賃貸の事なら、狛江の地を知り尽くした藤田不動産株式会社にお任せ下さい。
国土交通省が3月23日に発表した2021年1月1日時点の公示地価は、住宅地、商業地、工業地
などを含む全用途の全国平均は0.5%下落し、6年ぶりにマイナスに転じました。東京都内全体
の対前年平均変動率は1.0%下落です。前年は6.3%も上昇していた23区も今回は1.1%の下落に
転じました。多摩地域も0.8%のマイナスとなり、720地点で下落しています。
私は1990年から狛江市の公示地価を記録しています。今年は昨年に比べ狛江市内の住宅地は
0.24%の下落になっていました。ただ、仕事をしている現場の感覚としては、決して下落して
いるとは感じていません。昨年の3~5月はほとんど動きが無く、大手不動産仲介業者さんも
店舗を締めていましたので、あの頃は「この先どうなってしまうんだろう…」と心配して
いました。しかし、6月下旬ごろから徐々に不動産を購入したい方が増加し、建売住宅も
竣工する頃にはほぼ成約となっていました。新宿区や港区、品川区など都心にほど近い狭い
マンションをご売却され、狛江や世田谷、調布などにお買換えをされる方も増えています。
建売用地の仕入れ価格もエンドユーザーがお買いになるような価格で取引されています。
現場の感覚では、狛江市内の地価は横ばいからやや上昇傾向のような気がします(もちろん
あくまでも私見です)。