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題 名:気配りがうまい人のものの言い方
著 者:山﨑武也さん
発行所:株式会社三笠書房
価 格:700円+税
著者の山崎武谷也さんは、1959年生まれ、大学を卒業し、ビジネスコンサルタントとして国際関連
業務に幅広く携わるかたわら、茶道など 文化面などでも活動を続けている方です。
本書で「ちょっと」待たせる人の一分間、待つ人の一分間のことが書かれていました。私も会社で
スタッフによく言うフレーズです。特に電話でお待たせしている方の30秒と待っている方の30秒
では感覚的に3倍くらい違うと思っています。そんなことから電話の保留はなるべく早く対応し、
30秒以上お待たせするようなことが想定されるときは「一度お切りしお調べしてからお掛け直し
いたします」と伝えるように言っています。本書を読んで改めて感じました。
また、「大変だったでしょう」と労いの言葉、この一言だけでも言われた方は今までの努力が報
われると思います。相手を思いやる一言ってとても大切だと実感しました。
円滑なコミュニケーションを取っていく方法として「感心する気持ち」でお話をお聞きし、相
づちを打ったりすること、さらに「なるほど」と感心する気持ちを表現すると、人間関係がより
円滑になると書かれていました。
ほんの少しの言葉の違いやとっさの一言で、相手を喜ばすことも、不快にさせてしまうことも
あります。これだけは知っておきたい一言、触れてはいけない話題など、円滑なコミュニケー
ションのコツがちりばめられています。全ての方にお勧めしたい一冊です。