ご購入後の諸経費

不動産を購入すると諸費用が掛かります。必ず必要になるのが売買契約書に貼付する印紙税です。

基本的には契約書を二通作成し、売主様・買主様がそれぞれ原本を保有します。そして次に必ず

必要となる費用が所有権移転登記に関する登録免許税です。この登記をほとんどの方が司法書士

に依頼しますので、司法書士に対する報酬も必要です。

 

住宅ローンを組んでご購入される場合は、ローン保証料、事務手数料、印紙代などが掛かってき

ます。火災保険や家財保険、地震保険の加入もお勧めします。あとは仲介手数料のお支払いも

あります。不動産取得税も物件によっては掛かってきます。新築一戸建であれば減免措置などに

よってかからないケースもあります。

 

その他、不動産を持ち続けていると掛かってくるのが固定資産税と都市計画税。ご購入される

物件によって年税額はまちまちですが、狛江市内で土地35坪程度、建物28坪程度、築10年位で

あれば約12万円から15万円位かかります。75㎡ほどで築20年位でも同じくらいの金額になると

思います。マンションでしたら管理費と修繕金が15,000円から30,000円（同程度のマンショ

ンの場合）。

 

固定資産税と都市計画税については普通に計算すると50万円以上掛かってしまうようになりますが、

小規模住宅用地の特例土地による軽減で計算すると200㎡までの部分が1/6に200㎡を超える部分が

1/3になりますので12万円から15万円程度に収まります（都市計画税はそれぞれ1/3、2/3に軽減さ

れます）。

 

先日、ご購入してからの諸費用についてしっかりと説明が出来ず、お客様を迷わせてしまいま

した。不安を取り除くことが我々の仕事ですので、しっかりとした説明を心がけます。