狛江の地で63年営業しています。小田急線、狛江市、調布市近辺の不動産の売買・賃貸の事なら、狛江の地を知り尽くした藤田不動産株式会社にお任せ下さい。
おかげ様で本日、58歳になりました。私ではなく本日は藤田不動産のお誕生日です。当たり前ですが、もちろん創業者
は私ではありません。祖父が58年前に創業しました。私が入社したのは平成6年5月です。あれから早くも25年、あっと
いう間です。平成12年9月に父が他界し、社長業をやるようになって19年。あっという間でした。弊社のホームページ
にはこのように書かれています。昨年も記しましたが、初心を忘れない意味でも今年も書かせていただきます。
(ここから)…
藤田不動産は昭和36年7月、当時68歳の祖父 藤田富平が住んだことも無く、知り合いもいないこの狛江の地に起業した
ことから出発しました。以来約55年間、祖父から私の父 藤田博、そして私、藤田克彦へと引き継いでいます。 祖父、
藤田富平は全くの異業種からの転身でした。転身のきっかけは祖父が不動産取引で騙されたことによります。戦後、苦労
して吉祥寺に100坪の土地を手に入れた祖父ですが、それを騙し取られてしまいました。不動産取引はそれを事業として
いる人は別ですが、多くの人が一生の内に何度も経験するものではありません。身内や親しい人に不動産業者がいれば
別ですが、多くの人にとって、不動産業者とは一期一会の関係になります。その関係の中で、大切な財産を預けなくては
ならないのです。
多くの業者が真面目に商売をされています。ですが希に祖父のように騙されることもあるのです。そこで祖父は自分と
同じような思いをさせたくないという気持ちから、不動産業を興したのでした。一期一会になりがちな不動産業だから
こそ、生涯に渡って、不動産に関するありとあらゆる悩みを相談して戴ける、そんな不動産屋さんになりたい、という
思いです。この精神は二代目の藤田博にも受け継がれ、私も幼少の頃から、「不動産屋になるんだったら利より信、売買
の前に相談される不動産屋になれ」と教えられてきました。
私は微力です。しかし、この創業の地である狛江という地域においては、「不動産取引の一隅を照らす存在」でありたい
と思います。住まい、建築、土地、遺産継承など不動産に関する悩みは何でもご相談ください。三代に渡って引き継がれ
た精神とノウハウそして「お客様を自分の友達のように思いたい」という心で持って、誠心誠意対応したいと思います。
その結果、「地域一番の取扱件数」となり、「地域一番のお客様満足度」を得ることができれば、祖父 藤田富平も父
藤田博も「良くやった」と褒めてくれると思います。それを信じて、今日も頑張ります。
(ここまで)
58年前の68歳ですから相当のお年寄りのはずです。祖父がそのような想いで全くの異業種から不動産の仕事を始めた
わけですから、大変だったことは容易に想像できます。父も商社に勤めていたそうですが、祖父と一緒に仕事をする
ようになり、そして私が父と仕事をしてその父も他界し現在に至っています。もちろんその間に弊社で働いてくれた
スタッフがいたこと、そして何よりもお客様や地域の方にお世話になりながら、現在の藤田不動産があるわけです。
地域社会に恩返しができるよう、様々な機会で地域と関わってきていますし、これからも狛江という地域を大切に
しながら、愚直に仕事に取り組んで参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
昨年の今日、会社のおやつはセ・ジュールさんのケーキを振舞いましたが本日ケーキ屋さんはあいにく定休日。木曜日
までお預けです。長文のお付き合い、本当にありがとうございました。