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題 名:あの日ののぞみ246号
著 者:中村文昭さん
発行所:㈱センジュ出版
価 格:1,800円(税別)
中村さんが最初に書いた書籍が2003年6月に発行した「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!」、それを読んで
以来、気になる作家さんの一人です。中村さんの伝説の師匠である田端敏久さんも素晴らしい方で、10年以上前、
講演に行ったことがあります。
中村文昭さんは1969年生まれ。高校卒業後、上京し、田端さんと出逢い、凄い人生を経験されてきています。現在は
クロフネカンパニーの代表として、およそ20年の間に延べ100万人以上に向け語り続ける講演家さんです。何冊か書籍を
出版されておりますが、今回は初めての小説、素晴らしい完成度です。
本書のなかで主人公が、真夏の暑いさなか「冷たいお茶を買ってきて欲しい」と店主に言われる箇所があります。その時
たらたら文句を言いながらゆっくり歩いて買ってきた主人公に店主は雷を落とします。「暑いなか、お店のために作業し
てくれてる人がいるのに、何で一秒でも早く買ってこなかったんだ!」と怒鳴られてしまいます。
誰でもできることをなぜ全力で行動しなかったのか、誰でもできる頼まれごとだからこそ頼んだ人の予想を上回る仕事を
する。私もよくスタッフに言っている言葉です。弊社のスタッフは耳にタコができるほど聞かされている言葉と同じです。
自分を愛する力、自分を信じる力を学べる一冊です。リーダーシップを勉強したい方はもちろん、10代後半から20代の
方には特にお勧めします。表紙はイマイチですが(笑)、涙溢れる感動の小説です。