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国土交通省は3月19日、2019年の公示地価を発表しました(1月1日時点の価格)。東京や大阪、名古屋の
3大都市圏を除く地方圏の住宅地平均は前年比0.2%上昇し、27年ぶりに上昇に転じました。地価の
回復傾向が全国に広がりつつあるようです。但し、駅から遠い地域では下落が続いており、地方圏の
調査地点の約半数はマイナスでした。
東京都全体の対前年平均変動率は4.2%上昇し、6年連続で値上がりしています。多摩地区は前年を
上回る1.2%の上昇となりましたが、約1割の地点で下落しています。
狛江市の住宅地では下落地点は無く、全体平均で約1.39%の上昇となっています。先日、八王子の
同業者の方とお話をする機会がありましたが、八王子では駅前以外は下落しているようです。狛江
地区をはじめ、武蔵野市や稲城市などまだ人口増加しており、都心にも近いので不動産市況の活気は
ありますが、多摩市やあきる野市などでは地価は横ばい、八王子市や青梅市などマイナスとなって
います。同じ多摩地域でも結果はずいぶん異なっています。
そして皆さんが気になることは、「今後の地価がどうなるか?」だと思います。もちろん私も気に
なるところです。ここからはあくまで私見になりますが、2020年の東京オリンピック・パラリン
ピックまでは、都心で大規模な再開発が続き、今後も上昇傾向が続くか、2019年で上昇が止まるか
いずれかだと思います。
小田急線沿線の狛江地区は、昨年より準急が停車するようになり、先月発売された週刊東洋経済の
記事でも「最強の通勤電車 総合ランキング1位」となっていました。混雑も緩和され、人気の路線
復活のようですので、他に比べてもさほど下落しないと思います(あくまでも私見です)。