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今日はお勧めの本をご紹介します。
題名:明日をひらく言葉
著者:やなせたかしさん
発行:PHP研究所
価格:571円+税
皆さんご存知のとおり、「アンパンマン」の生みの親でもあり、「手のひらを太陽に」の
作詞家でもあるやなせたかしさんの書籍です。幼少期は劣等感に悩み、作品がブレイク
したのは70歳手前。逆境でも希望を胸に前へと進んできたやなせさんの言葉からは、
生きることの喜びがビシビシと伝わってきます。
「今の仕事に不満を持っていたら、天職には出会えない」本書で一番腑に落ちた言葉です。
豪雪地帯の郵便配達の方を取材したときのことが書かれていました。2メートル近くもある
雪道を登って山の頂上にある一軒の家に配達に行く。やなせさんは「やめたいと思いませんか?」
と聞いたところ、「とんでもない。あそこには老夫婦が二人で暮らしていて、配達に行くと
大喜びしてくれる。その顔を見ると疲れなんか吹っ飛び、本当にいい仕事だと思っている」と
答えたそうです。
考え方ひとつでプラスにもマイナスにもなり、このように働く人がいるから社会は成り立って
いる。今自分がやっている仕事も誰かが助かっていたり、誰かが喜んでくれているはずです。
仕事をしながら創意工夫をして、お客様や関わってくださる人が笑顔になれるように仕事したい
ものです。最近特に思うことは仕事を通じてお客様が幸せになっていただくことはもちろん
ですが、時間を有効に使って地域社会への貢献をする必要性を実感しています。
明日からハッピーになれる一冊です。中学生にも十分理解できる内容だと思います。是非、
お勧めします。