狛江の地で63年営業しています。小田急線、狛江市、調布市近辺の不動産の売買・賃貸の事なら、狛江の地を知り尽くした藤田不動産株式会社にお任せ下さい。
今日はお勧めの本をご紹介します。
題名:秘密結社Ladybirdと僕の6日間
著者:喜多川泰さん
発行:株式会社サンマーク出版
価格:1,400円+税
著者である喜多川泰さんは約20冊ほどの小説を書いていますが、すべて読んできました。
私の大好きな作家さんです。どの本も素晴らしい内容で、よく号泣しています(ToT)
小説ですが究極の自己啓発本です。
以下がAmazonさんでの紹介文です。
(ここから)
主人公の颯汰(そうた)は誰もが羨む水泳のセンスを持つ高校3年生。しかしライバルに本気で
挑んで負けるのが怖く、早々に水泳を辞めて「書道部」に所属しながらダラダラした受験生活
を送っている。そんなある日、颯汰は熱中症になって道端で倒れてしまう。 次に彼が目を覚ま
すと、そこは父親がお気に入りで何十回と観ている映画『Ladybird』に出てくるバーだった。
しかも目に映った人物は映画の中でいつも観ているその人たち本人……。キラキラと輝くように
生きている大人たちとの出会いが、颯汰を変えていった。
「生きることがつまらなかった。だけど僕は、あの日、あの人たちに出会って、自分との約束を
守る大人になると決めたんだ」 10代のストレートな心模様を描く青春小説の名手が挑んだ、
まったく新しい登場人物たちの設定とストーリー展開。 読み終わったとき、誰もがきっと自分の
人生を静かに見つめ直すことでしょう。
(ここまで)
本書でカギになる人物、二階堂肇が中学三年生の時に書いた作文には衝撃を受けました。その内容は
「ふさわしい人」
僕は、正月になると神社で毎年お願いをしていることがある。それは『僕は努力する。だから
それにふさわしいものを与えてください』という言葉だ。それ以上でも嫌だ。それ以下でも嫌だ。
自分の努力にふさわしいものが、自分の将来に手に入るそんな生き方をしたい。そして、それが
与えられることを信じている。だから僕はどこまでも、どこまでも頑張る人でいたい。僕は自分の
やってきたことにふさわしい人になりたい。
一生懸命真剣に生きる、そしてふさわしい人になる。ついつい甘えが生じて努力を怠りがちですが、
「ふさわしい人」になる努力が必要ですね。
中学生や高校生には特におすすめしますが、自分を変えたいと思っている人には絶対おすすめです。
早速息子(4月から高校三年生)にも勧めてみました。今回も素晴らしい書籍を執筆してくださった
喜多川泰さん、ありがとうございます。